ひかり電話の付加サービス「FAXお知らせメール」の弱点

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https://flets.com/hikaridenwa/service/fax.html
NTT東日本、西日本ともに、ひかり電話に「FAXお知らせメール」という付加サービスがあります。月額100円(税抜き)です。初期費用が、東日本1,000円(税抜き)、西日本2,000円(税抜き)かかりますが、ひかり電話申込みと同時なら減額になります。

名前から、FAXが来たらメールで知らせてくれるサービスだと思いますよね。実はそれだけではありません。
パソコンからFAXの内容が確認できるんです。(TIFF形式の画像を開けるソフトが必要です)

普通は、TIFF形式の画像ファイルが開けるならスマホでも問題なくFAXを確認できるはずなのですが、ダウンロードができないという書き込みが見られます。使用機種とブラウザによってはダウンロードができないようです。Operaというブラウザならダウンロードできたという情報も。

古いサービスで、あまり利用者もいないのが現実のようです。スマホなどへの対応に力を入れることはないでしょう。

100円でFAX受信のペーパーレスが実現できるので、コストパフォーマンスは高いですね。いくつか弱点があるので気を付けましょう。

■ 古いサービスだから仕方ないけど、残念なポイント

送信機能が無い
受信のみのサービスなので、送信する場合はFAX機を使うなど別の手段が必要になります。

容量が10MBと少ない
NTTのサーバーでFAXを代行受信してくれるのですが、容量が10MBと今の時代にしては少ないです。それでもA4サイズで125枚程度は受信可能です。

機能をオンにしていると電話も着信できなくなる
使うときに機能をオンにするのですが、そうすると電話回線へは電話の着信もFAXの受信も来ません。NTTのサーバーへ行ってしまうからです。常時オンにして使いたいなら、電話番号を追加する必要があります。

■ どんな使い方がおすすめ?

FAX機が無くてもFAXがしたいというよりも、FAXの留守電みたいな使い方を想定しているように感じます。
例えば、会社の営業時間が終わったら、FAXお知らせメールをオン。そうすることで、自宅などでも急ぎのFAXを確認することができますよね。その間、会社のFAX機では受信してくれません。印刷しておきたい人は、メール転送するだけで自動で印刷できるように設定している人もいるようです。

受信専用なら、番号を追加して常時機能をオンにしておいてもいいですね。

ただ、あくまでもひかり電話の付加サービスです。ひかり電話と契約していて、Android4.1以上のスマホ・タブレットを持っている場合は「ひかりFAX」で送信することもできます。